そう言えばドライバーを買いました。

おそらく知ってる人は少ないと思いますが、
これはドイツのドライバー専門メーカー、
wera(ヴェラまたはウェラ)のドライバーです。
このメーカーはドライバー一筋60年。
とにかくドライバーをひたすら作り続けてます。
以前から、DIYショップで売ってるようなテキトーなドライバーじゃなく、
ちゃんとしたドライバーが欲しかったんです。
はじめはSNAP-ONにする予定でしたが、
それを聞いた知人のメカニックに「素人ってスグにSNAP欲しがるよね~w」
みたいな事を言われたので、彼に教えてもらったり、
自分なりに調べていくと、SNAPははアメリカなので企画がインチと判明。
(知ってたけど深く考えてなかったw)
だからハーレーなどには使い易いのですが、メトリック企画には
イマイチしっくり来ないとの事。
で、辿り着いたのが、ドライバーで世界一のこのメーカー。
まぁDIYショップのドライバー(おそらくみなさんが
使ってるのはベッセルのドライバー)も悪くはないのですが、

お金もらってるプロの端くれなので、DIYドライバーだとね~…
画像に写っててもかっこ悪いと言うか何と言うか…w
(つまりカッコつけかよ!w)
仮にSNAPをカッコだけで揃えても、
「あ、こいつ、日頃プロだって抜かしてるクセに、
メトリックネジにインチ規格の工具使ってるよw ドシロートめ(´,_ゝ`)プ」
って、詳しい人から思われるのも癪だしw
で、まずこのドライバーの何が違うかと言うと、
先端に特殊な加工なされており、信じられない事に、
マグネットでもないのにネジが落ちない。

先端はレーザー加工されていて、落ちないようになってるらしい。

(原理はよく分からんw)
ほら、リールって小さなネジを狭い所に入れる事があるじゃないですか。
あの時によく落ちるんですよねw
しかもスチールネジならマグネットビットでくっ付けられるのですが、
リールのパーツってスチール製って少ないでしょ?
でもこれならOK。

また、ビットは完全に各サイズにフィットするように設計されており、
スリップもカムアウトもしないんです。
あ、スリップってナメる事。
カムアウトって、力を入れた際に手前に浮き上がってくる事。
まぁメカニック自慢の人が多いから、当然分かってると思いますけどw
”各サイズ”ってのは、プラスドライバーは#1~#3のサイズがあって、
ネジもそれに合わせて作られてる。
つまり、プラスならこの3サイズ持っていれば大丈夫ってわけ。
マイナスはもうちょっと複雑だけど…。
それとこのグリップは人間工学に基づいて、どう握っても
力が入るように設計されている。

持てば分かるけど、とにかく素晴らしいフィット感。
さらに、ネジれの少ない6角シャフトに、根元はスパナを使って
パワー掛けられるように、ここも6角になってます。

もうコレは世界最強のドライバーなわけです。
嘘みたいにグイグイ回せるんです。
たかがドライバーと言えども、このレベルになると全く違いますね。
ちなみに1本2500円です。

みなさんはリールをバラしてても
「俺様のカーディナルかっこイイ~(゚∀゚)」とか愛でながら、
ビールでも飲みつつ楽しんでると思いますが、
私の場合は、一応、お金もらってますので、工具の引き跡とか
僅かでも付くとイヤだし、スムースに組みつけ出来ないとストレスなんです。
なので、楽しみながらやる事もあたまにありますが、
預かり物である依頼品は、基本的には超緊張しながらやってますw。
だからこそ、ネジ一つ落ちるだけで発狂したくなるんです(爆
まぁ、リールは時計みたいに小さなキズが目立つわけじゃないので、
さほど神経質になる事も無いのですが、以前、かずちんの
「工具の引き跡つける奴は素人なんだよ」みたいな話を
聞いてから、ズーっと気になってましたw
「やべぇ… 俺、ソコまで考えてなかった…(汗」みたいなw
って事で、念願のweraのドライバーを使って、GSの調整をしてます。

調整って言っても、単にグリスを挿し変えるだけなんだけども…
ここのグリスが硬くて、寒い時期だと抵抗になるんですよねw
で、昼に軽くなるって言う…w
トリフローグリスは暖かい時期だけみたいw
高価なくせに全くも~w
さて、次はweraの6角レンチか…。
セットで定価7600円するんだよねw
でもweraのヘキサゴンレンチ(6角レンチ)は、
通常のそれは点が接点なのに対して、
面が接点だからトルク加えてもスリップする事が殆どないらしい。
世界的にも注目されてるとか…。
これなら柔らかいチタンネジも大丈夫★
いつか買っちゃうぞと。
まぁでもアレですよ。
所詮リールのレベルなので、工具なんてIDYで十分ですよw
「じゃweraなんて必要ないだろ」って?
そんな気もします(爆
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