専門用語集


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ミシュレの『フランス革命史』を読み終えました。


え?
リールかルアーねたじゃないのかって?w
まぁまぁw


さて、この本ですが、恥ずかしながら知りませんでした。
ですが”世界の名著”シリーズにある本であるなら、おそらく後世に残すべき名作なんでしょう。
って事で読んで観ました。
ざっと紹介しますので、これから読もうと思ってる人は進まないで下さい。



時は19世紀、王政が盛りのフランス。
悪政が続き、疲弊困窮する市民は王政打倒のクーデターを起こす。
有名なバスティーユ襲撃や、ベルサイユ行進を知ってる人は多いでしょう。
(超はしょりますが…)かくして時の王であるルイ16世とその王妃は断頭台の露と消える。

革命後の無政府状態を平定すべく、各実力者達がコミュニティーを形成し、議会政治の場に躍り出す。
議会とは言え、多数を採れば何でも通る、極めて危険な組織。
それが冤罪だろうが誤認だろうが、全人の殺生与奪権を持つ議会を掌握する事は、そのままフランスを掌握する事なのだ。
その覇権をかけて、各コミュニティーの血で血を洗う政争が展開される。
ダントンやロベスピエール、マーラーなど、稀代の天才政治化をはじめ、
その他英雄たちが沸き立つように、現れては消え現れては消え…
そして革命から5年が経ち、二人の巨星のうちの一人であるダントンが、政争に破れ断頭台へ。
最後に残ったのは、革命の盟主と言われるロベスピエール。
自ずと強大な権力が集まりはじめるが、それを疎んじる反ロベスピエール派も議会にはいた。
彼の失脚を狙う反勢力はアラ探しに必死になるが、私生活に奢侈な面など全く無く、家賃も半年滞納するほどの質素な暮らし振り。
加えて女も博打も酒もやらないと言う、非の打ち所が無い清廉潔白な政治家。
命やその体だけではなく、その精神や愛情、理念などの全てを祖国フランスに捧げて来た、峻烈なまでの愛国精神の持ち主なのだ。
しかし彼の絶大な権力は、事実、死刑囚を数多く出してきた。
1月に500人以上の死刑囚を出す事もあった。
だが、治安を維持するめには社会不安を煽り立てる思想の持ち主は、どうしても粛清する必要があった。

そんな中、ようやく反勢力は「ロベスピエールに独裁政権樹立の目論見あり!」との、あらぬ嫌疑で投獄を果たす。
当のロベスピエールは、権力の集まりつつある自分も、けっして司法の外にいるわけではなく、
正当な司法手続きを経て、無罪を勝ち取る事が、嫌疑払拭の最善の方法だと思いおとなしく縄に付く。
しかし、ロベスピエールの意に反して、時代はここから暴力的な激流に姿を変える。

突然のロベスピエールの投獄を知った同胞達は、怒りに任せ、彼を力づくで脱獄をさせてしまう。
そこでロベスピエール
「あぁ、諸君は何て事をしてくれたんだ! これで我々はおしまいだ! これでフランスはおしまいだ!」と…

一転して脱獄囚になってしまった彼。
格好の理由得て、追っ手を差し向ける反勢力。
すわ蜂起!」との決心を促す腹心に対して、あくまで暴力的な解決を望まないロベスピエール。
決起呼びかけの誓書にサインをシブっていたその時!
拠点に踏み込んだ若き憲兵が放った1発の銃弾が、ロベスピエールの左下アゴを砕く。
乱戦になるやと思いきや、寸鉄帯びてない彼らは散り散りに遁走。
結局は、ロベスピエールとその腹心だけを捕らえるにとどまる。

捕らえられた彼は、川原に打ち捨てられるが、ある時突然目を覚ます。
彼は死んでいなかったのだ。
しかし、稀代の革命家も今となっては独裁を目論んだ脱獄囚。
散々に憲兵達から恥かしめを受けた後、マスクの要領で簡単に砕けたアゴを止血し、そのまま法廷へ…
そして全会一致で死刑確定。
赤黒く変色したマスクのまま、市中で晒し者にされる。
執拗に罵詈雑言を浴びせかける者もいれば、豚の血を箒の先に浸し、彼の家にそれを撒き散らす者もいる。
見るに耐えず目を伏せながら断頭台へ連行される”革命の父”ロベスピエール。
好奇の目で最後の瞬間を待つ市民達。
余興とばかりにマスクを手荒く剥がす執行人。
「ウ゛っ」と声にもならないうめき声を発すると同時に、転げ落ちる数本の歯…

あぁ、彼がこんなにも辱めを受ける必要があるのだろうか…
祖国フランスを一身に支え、その再興を真に願った者が他にいただろうか…


かくして、奇しくも彼の粛清によって多くの血を吸ったその刃で、壮絶な人生は閉じられる事になった…



(ここでミシュレは筆を置いてます…)





いかがでしたでしょうか…?
ちょっと重かったですか?w

世界史の教科書では数ページでしかないフランス革命ですが、こやってみると…ですねw

ですが、上記の説明もかなりはしょってます。
これ以上字数を少なくする事は無理なくらい、超ダイジェストで説明して見ました。
文庫で言うなら8巻くらいのボリュームですからね~
皆さんも読みたくなりました?w

仮に読むとしても、文調が…と言うか展開が、いかにもヨーロッパ的な演説が多くて、演劇的と言うかドラマチックと言うか、日本では見られない展開に違和感を覚える事があるかもしれません。
それに最後まで全く面白くならないので、かなり忍耐が必要ですw
なので読む気なら覚悟してくださいね★
ですが読んで絶対に損は無い、超大作である事は間違いないです。

考えて見れば日本には全く無い文化ですよね、演説文化って…
三国志だと孔明が舌戦を繰り広げるシーンがありますが、日本の歴史において
演説が攻守を決定的にする事って無いじゃないですか。
それがこの本には議会のシーンでイッパイあるんですよ。
一回の演説が世論を決定的に引き寄せる事が…
それがカッコイイんですよね~w

読みたくなりましたか?

あ、やっぱり読まないですかw

まったく釣り人ってのは~…(以下略)


ちなみにロベスピエールがサインをシブった誓書は、弾丸を受けた時の鮮血に染まった状態で、今もフランスにあるらしいですよ。


さて、ルアーでも創ろうかなw
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