以前、私は”軽量化には興味無し”みたいな事を言ってたじゃないですか。
やっぱり最近のリールは、あれやこれや、いい物がイッパイありますので、
敢えて重いリールを軽量化する必要なんてないと思うんですよ・・・
ですが~
心のどこかで”軽量化こそ最強のカスタム”だと思ってますw
ゼロ戦ってしってますよね?
あの戦闘機は、全てのネジ山をサンダーで削ってまで軽量化に拘ったと言われています。
だからこそ、世界最強の戦闘機になったわけです。
つまり、性能面に不満が無かったら、最後は軽量化なんですよね・・・
最後の最後に軽量化・・・
例えば、F-1のマシンとか、カルロス師匠(元YAMAHA社員)の師匠が手がけるバイクの500CCレーサーなんぞのアルミワンオフパーツなんかは、マシンで面取りが出来ないから、手作業(リューター)でやるそうですよ・・・
ケニーロバーツのマシンとかはそうだったとか・・・
結局は最後に1gに拘るようになる・・・
つまり、軽量化は最も崇高な”最後の領域”なんですよね・・・w
だからKKさんから505の軽量化の依頼の依頼があった時は思わず笑っちゃいましたw
「相変わらずコアだなぁ~w」みたいな・・・w
そんなこんなで、今回の依頼は拘りますよ~★
名付けて”OHULS-CUSTOM KK-ZERO(ゼロ戦の零)”でw
酔った勢いで命名!
でも名前って大事(爆
ナンデモフッキングよりはセンスいいと思いますw
さてさて・・・
能書きはいいとして・・w
カップにはまだ軽量化出来るスペースがあります。
本当は、先日までの加工が上手く行ったので触りたく無いんですが、やっぱりどうしても気になるのでやりますか・・・
何度計っても僅かな軽量化・・・w
じゃ端面行きますか・・・
こんな感じに・・・
今回使ったドリルは5.1のストレートドリル。
ストレートドリルってのは、穴位置がずれない構造になってます。
センタードリルで穴位置決めるのも面倒なので、ストレートドリルを使おうと・・・
たまたまあったのが5.1mmってハンパなサイズだったんだけど、まぁさしたる問題は無いでしょうw
って事で、ピッチだけ正確に穴を空けて行きます。
はい!
こんな感じ。
0.4gかよ!!w
やっぱり穴あけって知れてますよね~・・・
裏面は・・・
SUSってコレだからいやw
リューターで面取りしてこんな感じ。
再度計って見ると・・・
おぉ~w
少しだけ軽くなったw
まぁまぁでしょ。
カップはこれで終了にしよう。
なんとなく・・・ なんとなくこれ以上やると逝くような気がしますw
そんな勘て当たる・・・w
ちなみに装着すると・・・
カッコイイ~!
まさにF-1的・・・・・・って私は思ってます。
でも隠れちゃうんですけどねw
ただ、開けた時の”画的な美しさ”ってあるじゃないですか。
例えばアルマイトされたビデオカードのパーツとかラジコンパーツとか・・・
穴あけ加工されたギアとか・・・
「意味無いけどカッコイ~!!」って思っちゃうんですよね~w
可能であれば、カップを再アルマイトしてハブもカップと同色でアルマイト。
スプールも穴あけしてアルマイト・・みたいなw
でもKKさんは”カッコだけチューンは必要なし!”って人だから
そんなことしたら殺されますね(爆
アルマイトなんてしても、お金がかかるだけで性能には全く関係ないですから。
でもカッケ~面取りは1時間かけてシッカリやったので絶対に大丈夫です。
最後はステンレス用コンパウンドで・・・
もちろん裏も表も。
これにてカップ終了~
上手く行きましたねw
次はあれをやるか・・・